重い関節痛の原因となる変形性膝関節症。長年、膝を酷使することにより膝の関節が変形し痛みを発症する疾患です。

加齢などにより誰にでも起こる可能性のある変形性膝関節症ですが、特に症状が重くなる要因としては肥満や関節の損傷、激しいスポーツなどが指摘されています。

しかしそれ以外にもソフトドリンクがこうした膝関節症を発症させる可能性があることが分かってきました。２０１２年１１月のアメリカリウマチ学会で発表されました。

ソフトドリンクの消費量はここ数年で一貫して増え続けていますが、米国のBing Lu博士がこの変形性膝関節症とソフトドリンクの消費量との関係を調査して分かったものです。

調査では既に変形性膝関節症を発症しているか、今後発症する可能性が高い４，７９６例の発症や進展を追跡しました。その結果、男性のソフトドリンク飲用者はソフトドリンクを飲まないグループと比較すると明らかに変形性膝関節症を発症するか、あるいは重症化する確率が高かったようです。

一方で女性の場合は、ソフトドリンクの飲用の有無と変形性膝関節症の症状に有意な差は生まれなかったようですので興味深いですね。

いずれにせよ、男性でソフトドリンクを多く飲む習慣のある方はこうした面も要注意であると言えそうです。

＞＞＞関節痛サプリメント比較ランキングはこちら