三大成分「ヒアルロン酸」「グルコサミン」「コンドロイチン」を徹底比較!
関節痛は加齢と共に誰でも起こりえるものです。特に全体重がかかる膝の負担は大きく、軟骨が磨り減り、痛みが発症してしまうのもやむをえない面があります。
そうした老化現象の1つともいえる膝痛ですが、高齢化の進展にともない、その対処法にも関心が高まっていますね。その中でも最も手軽なものと言えばサプリメントの活用ですが、膝痛などの関節痛関連で人気の成分と言えば何でしょうか?
CMソングが印象的なグルコサミンや、豪華な俳優陣が出演するCMが印象的なヒアルロン酸などが頭に浮かびますが、それらに並んで知名度が高いのがコンドロイチンです。コンドロイチンはヒアルロン酸などと一緒に関節内で結合組織をつくりクッションのような役割をして関節を保護し、骨の円滑な曲げ伸ばしをサポートしています。
このコンドロイチンを積極的に摂取することで、関節痛の緩和にも有効だと言われているわけですね。
さてそのコンドロイチンの一種で、たまに耳にするのが「マリンコンドロイチン」です。その名の通り海由来のコンドロイチンということですが、どうやら鮭の鼻軟骨などから抽出されたもののようですね。通常のコンドロイチンはサメのフカヒレから抽出されているケースが多いと思いますので、それも立派な海=マリンのコンドロイチンなわけですが、一応、従来のコンドロイチンと区別できるようこういう名前がつけられています。
気になるのはその効果・効能ですが、最近の臨床実験によれば、以下のような結果が得られたようです。
・関節痛低減効果:20代〜60代までの男女に1ヶ月マリンコンドロイチンを摂取してもらったところ、体内のコンドロイチン濃度が著しく上昇
・骨粗しょう症の予防効果:30代〜70代までの男女に1ヶ月マリンコンドロイチンを摂取してもらったところ、骨からのカルシウムの放出が低下
・美肌効果:30代の女性に1ヶ月マリンコンドロイチンを摂取してもらったところ、肌弾力に大きな違いが発生。肌の弾力が大幅にアップ
関節痛に対する効果は予想できましたが、骨粗しょう症の予防効果や美肌効果があるとは驚きですね。おそらく従来のコンドロイチンでも成分は一緒なので同じような効果があるのではないかと思います。参考になさってください。
ちなみにこの頃は、関節痛を予防・軽減する目的で、コンドロイチンだけでなく、相乗効果が見込めるグルコサミンとヒアルロン酸が配合されたサプリメントも市販されています。こうしたものを上手に活用しながら、関節痛とうまく付き合っていきたいものです。
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