三大成分「ヒアルロン酸」「グルコサミン」「コンドロイチン」を徹底比較!
このコラムでは、家庭でできるひざの痛みの治し方についてご紹介していきます。
ひざの痛みはどのようにしておこるのでしょうか。最初にひざの構造と痛みのメカニズムをさぐっておきましょう。
太ももとすねのあいだにあるひざの関節(膝関節という)は、大腿骨、脛骨、腓骨、膝蓋骨という四つの骨で構成されています。
骨と骨は、じかに接しているのではなく、関節部分の骨の表面は厚さ3〜4ミリの弾力性に富んだ関節軟骨でおおわれています。関節軟骨は骨どうしのすべりをよくし、摩擦を最小限にすることによって衝撃をやわらげるはたらきをしています。
関節軟骨には血管や神経がなく、膝関節を動かすことによって周囲の関節液に老廃物を排泄し、栄養を取り込んでいます。
関節液は透明でネバネバしていて、潤滑油として関節の動きをスムーズにする役目ももっています。
中高年になると、大腿骨や脛骨の関節軟骨はしだいに傷んで弾力性を失い、うすくなってきます。
そこへ労働や運動、体重の増加などで負担がかかると一層うすくなり、すりへって表面はでこぼこになり、やがて骨がむき出しの状態になります。
関節軟骨には神経がないので、すりへるときに痛みを感じたりはしません。
しかし、ふくろ状の関節包の内側(滑膜)には、血管や痛みを感じる神経が集中しています。関節軟骨がすりへってできた物質は、この滑膜に炎症をひきおこす原因となります。
そこで「ひざが痛い」となるわけです。これが後ほど詳しく述べる「変形性膝関節症」です。
参考にしてみてください。
なお、ひざの痛みを軽減・治癒する目的で、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたサプリメントが市販されています。こうしたものも上手に活用しながら、ひざの痛みを改善・治療していきましょう。
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